Blueskyに投稿(ポスト)のウェブページ埋め込み機能がリリースされました

Blueskyの投稿(ポスト)をウェブページに埋め込む機能がリリースされました。現在はウェブ版 bsky.app のみです。

— Takayuki KUSANO (@tkusano.jp) Apr 14, 2024 at 10:57

ポストの右下にある「...」をクリックして出てくるメニューから「Embed post」を選び、表示されるダイアログにスニペット(HTMLのコード断片)が表示されるので、「Copy code」してコピーし、埋め込み先のウェブページのHTMLに貼り付けるだけです。

ユーザーインターフェイスは2024年4月14日 11時現在で英語ですが、そのうちに日本語になると思います。また、ウェブ版のみで、アプリでの対応はまだ。埋め込み機能関連はまだいろいろ開発が続いてます。

2024-04-14 13:43追記

embed.bsky.appこのウェブサイトで埋め込みコードを取得することもできます。「Embed a Bluesky Post」の下のテキスト入力フィールドに各投稿(ポスト)へのリンクを入力すると、埋め込むためのコードを取得できます。

Blueskyメモ

  • Blueskyは見た目はTwitter/Xみたいだけど、お金持ちが買収してめちゃくちゃにするのを防ぐのを目標として、そのための仕組みをいろいろ用意している、というところがTwitterとは違うところです(この公式ブログの記事で「billionaire-proof」と表現してます)
  • Twitterの創業者であるJack Dorseyがきっかけで始まったプロジェクトで、彼は今でもBlueskyのボードメンバーではあるっぽいのですが、今はBlueskyの開発や運営にはほとんど関わってないようです ※1 ※2。最初の出資者ではありますが、現在はもっと多くの出資者がいます。今はnostrを中心に活動してます
  • 2024年2月23日に、BlueskyのPDSのフェデレーション(連合)というものが始まりました。Blueskyが分散SNSであると言われるために必要な第一歩です。PDSってのはユーザーの投稿、いいね、フォロー、とかそういうものを蓄えているサービスです。
  • ハンドルについて
    • 今、アカウントをBluesky公式サーバー(PDS)で作成すると、Blueskyでのユーザー名(ハンドル)は初期設定では、@tkusano.bsky.socialのように、.bsky.socialというドメインに希望した文字列をくっつけたものがハンドルになります。
    • TwitterInstagram、スレッズでは認証アカウントであることを示すバッジがありましたが、Blueskyにはありません。代わりに、自前のドメインをハンドルにすることができるので、それで「本物、あるいは、公式であるかどうか」を確認することができます
    • たとえば、ゲームメーカーのセガのBlueskyでのアカウントのハンドルは@sega.jpですが、セガのホームページの sega.jpと同じなので、このアカウントはセガのものだと確認できます。バッジなんかいりません
    • 日本経済新聞@nikkei.com というハンドルなので公式だとわかります
    • 会社とか芸能人じゃなくても良いです。私個人は昔から tkusano.jpというドメインでホームページを作ってますが、Blueskyでのハンドルも @tkusano.jp となってて同じです。すくなくとも tkusano.jp というページ(ドメイン)の管理者と同じであることは確認できます
    • Bluesky経由でドメイン買うと設定をよしなにやってくれます(現在のBlueskyの唯一の収入源です)
    • 現状は特別な指定をしなければそBluesky公式のPDSを指定してアカウントを作ることになり、 .bsky.social というドメインのハンドルになります。
    • しかし、他のPDSが本格的に稼働してくれば、そのドメインのハンドルを最初から選べるようになるでしょう。
    • なので、.bsky.social というドメインの名前にこだわる必要はないです。tkusano.bsky.social という名前は取れなかったけど、tkusano.bsky.example なら取れたー、なんてこともそのうち普通になると思います。どうしてもというなら、tkusano.jp というドメインを取って好きなPDS上にホスティングすればよいです
    • ハンドルが変わっても変わらない文字列がユーザーには割り当てられています。これはDIDというものです。たとえば私のDIDはdid:plc:urj4pkche2yvpr5ilj4ykteuです(これは公開情報なので隠す必要はありません)
    • DIDがわかれば、どのようなハンドルを使ってきたのかの履歴もわかります。ここにアクセスしてみましょう→ https://plc.directory/did:plc:urj4pkche2yvpr5ilj4ykteu/log/audit
  • フェデレーションについて
    • Blueskyが連合を始めたということで、MastodonやThreads、Misskeyなどともつながるようになるのか!と勘違いしている方もちらほらいらっしゃいますが、仕組みが違います。MastodonやMisskeyなどはActivityPubという仕組みで相互につながっています。それに対して、BlueskyはAT Protoolという仕組みを採用しています。nostrともまた違います
    • MastodonやMisskeyなどのActivityPubの仕組みというのは「完全に独立し、それぞれで完結している(ミニ)Twitter的なサービス(インスタンス)」があちこちにあって、それぞれのユーザーが他のインスタンスのユーザーをフォローすることもできるという仕組みです。他のインスタンスに引っ越すと、フォロー・フォロワー関係を持っていくことはできますが、アカウントのハンドルも変わってしまいます。これがBlueskyがAT Protocolという別の仕組みを開発することにした理由です
    • Mastodonはポリシーとして検索機能は弱いです。インスタンスを横断して検索することもできません(技術的には可能ですが、やろうとすると炎上します)。そのポリシーは理解できるものだし、尊重すべきですが、ちょっと物足りないなと思うのも(個人的には)あります
    • Blueskyで採用しているAT Protcolは、データ(ポスト)を保管するPDS、ポストを集めてくるRelay、集めてきたデータをBlueskyというアプリで見やすいようにアレンジするAppView、といった仕組みがそれぞれ別々に動くようになっています。そして、それをBluesky公式ではない人も運用できるという仕組みです。それとは並列して、「この画像は18禁だ」「このアカウントは偽物だ」みたいな判定するサービスも自由に運用することもできます(できるようになります)。
  • モデレーションについて
    • PDSを日本で運用すれば日本国内では許されている二次元のポルノなロリな絵も自由にポストできるようなるかも、という期待をしている方もいらっしゃいますが、PDSだけ分離してもだめです。現状はBlueskyのポリシーに従うしかありません。
    • 念押ししますがBlueskyでは「二次元のポルノな絵」はぜんぜんOKですが「二次元のポルノなロリな絵」はだめです。「ポルノなロリの写真」は日本でもだめです。BlueskyはCOMIC LOに掲載されてる漫画のレベルはだめ(2024-02-23 23:33追記:ガチにダメなデータで試してない(試せない)のでここは想像も含みます)
    • 2024-02-23 23:32追記:HIVEからの自動通報以外に人間からのレポートへの対応、っていうのもやってるっぽいので、HIVE的にはOKくらいの画像でも対応してるスタッフによっては「こいつはダメでは」ということもあり得ます。この辺の話はコードの中身と、スタッフのBluesky上でのやりとりからの想像です
    • なお、Blueskyの規約やコミュニティガイドラインにそう書かれているわけではありません。単に「child sexual abuse material」と書かれてるだけですが、日本では二次元の絵なら実在する対象を描写したものではないでOKだけど、アメリカ、カナダ、EUあたりだと二次元、三次元区別なく違法である可能性が大いにあります(裁判の果てにOKになってたりします)
    • BlueskyではHIVEというAIが画像のモデレーションの判定をしてて、その判定の結果を人間がチェックしてモデレーションしてるようです。HIVEは判定のみに使ってて、Blueskyに投稿した画像データをHIVEはAIの学習には使ってません ※3
    • HIVEがどう判定しているのかは、HIVEのdemoのページ (https://thehive.ai/demos )で確認できます。ここに画像をアップロードすればどう判定してるかがわかります(ここにアップロードすることによってHIVEがアップロードする画像をどう扱うかについてはHIVEの規約を確認してください)
    • 逆にBlueskyとしてはオッケーだけど日本ではだめなやつ(性器にぼかし入れてない絵や写真)はBlueskyではたくさん流れてきますが、それはどうなるでしょう?日本のPDSホスティングすれば日本の警察にガサ入れされるかも

以上、2024年2月23日時点のメモです

USB-BT50LEがUbuntu 22.04.3 LTSで動いた

Ubuntu 22.04.03 LTSでBluetoothのキーボードとマウスが使いたくなり、にI-O DATAのBluetooth® 5.0+EDR/LE対応 USBアダプターであるUSB-BT50LEを買ってきて差したら動きました。特に特別な設定はなさげ?

差し込んでGNOMEの設定からBluetoothを選び、ペアリングの操作をしただけです。

www.iodata.jp

www.diatec.co.jp

pc.watch.impress.co.jp

Blueskyを使って簡易なホームページを作る

Blueskyでアカウント作ると、標準では 「@なんとか.bsky.social」というハンドルになります。「なんとか」の部分は空いている限り好きなものを選ぶことができます。

しかし、自前でドメインを取得し、いろいろ設定すると、そのドメインをハンドルにすることができます。私は昔から tkusano.jp というドメインを持っててホームページにもしてるので、これをBlueskyのハンドルにしました(→ @tkusano.jp)。

やり方はこちらで書かれています。

blueskyweb.xyz

企業とかがBlueskyでアカウントを作るなら、その企業のドメインの文字列をハンドルにできるので所有者の「証明」になります。すくなくとも、そのドメインの所有者が、そのアカウントの所有者と同じであることは確からしいと言えるかと思います。

たとえば、アメリカの著名な新聞 The New York Times は、 www.nytimes.com というドメインでサイトを運用していますが、 @nytimes.com というハンドルでアカウントをBlueskyで運用しているので、このBlueskyのアカウントは The New York Times のものであることは(ハッキングとかされてない限り)正しいであろうことは言えます。これはTwitterのかつての認証マーク(今のXの青いアレではない)程度かそれ以上には信頼性はありそうです。自分でいろいろ設定できるならBlueskyに対してお金を払う必要はありません。

たとえば、

などがあります。

しかし、自分でドメインを調達して、サーバーを運用して、というのは普通の人にはハードルが高いです。そこで、Blueskyではドメインを購入してハンドルに設定してくれるサービスを提供しています。

blueskyweb.xyz英語ですが、翻訳サービスとか使って読んでくださいな。

Blueskyを自分のホームページにする

最近テスト的に始まったようですが、ハンドルに使っているドメインredirect.bsky.app へ向ければ、Blueskyのそのハンドルのプロフィールページへリダイレクトしてくれるようになったみたいです。

bsky.appたとえば、Blueskyのハンドルが @example.com ならば、https://example.com/ にアクセスすると、https://bsky.app/profile/example.com に飛ばされる、というものです。

私自身は tkusano.jp を自前のウェブサーバーで運用しているし、ApexなドメインにはCNAMEを設定できないのでこの機能を使うことはないのですが、手動で叩いてみるとリダイレクトされるようです。

$ openssl s_client redirect.bsky.app:443
CONNECTED(00000003)
(中略)
    Max Early Data: 0
---
read R BLOCK
GET / HTTP/1.0
Host: tkusano.jp

HTTP/1.0 307 Temporary Redirect
Location: https://bsky.app/profile/tkusano.jp
Vary: Origin
X-Content-Type-Options: nosniff
X-Frame-Options: SAMEORIGIN
Date: Sun, 24 Dec 2023 08:36:59 GMT
Content-Length: 0

closed
2023.12.26 追記

bsky.ハンドルbluesky.ハンドルをCNAMEでredirect.bsky.appに向けると、プロフィールのページへredirectしてくれるようです。

bsky.app

さて、Bluesky経由でドメインを購入して、それをハンドルに設定するとどうなるのでしょう。たまたまフィードで流れてきた方のハンドルにブラウザにアクセスしてみると、その方のプロフィールに飛ぶことができました。特に何も設定されてないそうなので、デフォルトでそのような設定になるのかもしれません。

bsky.app

bsky.app

bsky.appということは、Bluesky経由でドメインを「購入」してハンドルに設定すると、それを自分のホームページだと宣伝できるかもしれないということです。

Blueskyはバージョン1.60からアカウント無しでも外から見れるようになりました(禁止設定してない人だけ)。アイコンが蝶になったり、ユーザーインターフェイスが割とちゃんと日本語化してきたバージョンです。

blueskyweb.xyz1.60では各アカウントのページはRSSでの出力にも対応するようになり、ちょっとしたCMSによる運用より便利になったとも言えます。Blueskyがほんとに持続性のあるものになるのか、“billionaire-proof" であり続けるのかは祈るしかありませんが、そのための一助とはなるかもしれません。

 

Blueskyの画面が日本語に対応を始めました

Bluesky 1.59.0から画面のインターフェイス(UI)が日本語で表示されるようになりました。ただ、投稿ボタンが「新しい投

稿」になってたりとまだ翻訳がおかしいところがありますので、対応をお待ちください。

 

言語の切替方法

設定から「Basics」→「Languages」を選ぶ

言語の切替1

 

Language Settingsにある「App Language」から「日本語」を選ぶ。ちなみに、Englishと日本語の間にある'हिंदी'はhindi(ヒィンディー語)です。

言語の切替2

何かありましたら

@tkusano.jp on Bluesky

あたりまで。

経緯

github.comで翻訳が始まってるということを知る

→コメントする

→取り込まれる

→私のフィードバックがおかしかったのか、翻訳が変なところがある

→Bluesky上でどうすればいいのか尋ねる

bsky.app→PR作って投げてと返答ある

→翻訳を見直している(イマココ)

 

いちいちPR建てるの大変ですが、別の手段も検討中のようですので期待しましょう


BlueskyのUIの対訳表(現状)

※2023.12.15 16:44追記 この対訳表は古くなってます

単語 訳語
post 投稿
repost 再投稿
moderation モデレーション
alt text ALTテキスト
my feed マイフィード
reply 返信
New post 新しい投稿
New Post 投稿
quote post 引用投稿
waitlist

Waitlist

email メールアドレス
handle ハンドル
app password アプリパスワード
Mute list リストをミュート
Block list リストをブロック
follower フォロワー
followed フォローされた
following フォローしている
blocked ブロックされた
draft 下書き
report 報告(する)

 

以下、悩ましいところ:
open→オープン
public→パブリック、または、公開

Never lose access to your followers and data.
→フォロワーやデータへのアクセスを決して失うことはありません。

追記 (2023-12-14 17:38)

他にも作業してる方がいらっしゃるので、調整して進めていくことになるかも。

github.com

追記 (2023-12-14 22:19)

上記の PR にて翻訳の更新は進行中です

追記 (2023-12-15 16:44)

韓国語への翻訳のPRを投げてる方もいらっしゃいます

github.com

追記 (2023-12-19 10:00)

日本語の翻訳の修正、関連するCSSの修正2箇所が取り込まれたっぽいです。himaさんありがとうございました。

github.com

github.com

元のソースコードで翻訳対象として設定されてないために、まだ中途半端に英語のままの箇所も多いですが、とりあえず前進ですね。

追記 (2023-12-23 13:56)

バージョン1.60がリリースされ「アイコンが蝶になる」「アカウント持ってなくても(公開を拒否する設定をした人以外の)投稿が外部からアクセス可能になる」「各アカウントがRSSに対応したのでRSS readerから読める」という大きな変更の他に、これまでの日本語翻訳作業が反映されました。

1.60のリリースにあたってのアナウンス↓

blueskyweb.xyz

まだメッセージカタログの翻訳だけでなく、ソースコードの変更を行わないと英語のままのところも多いため、ところどころ英語が残ってますが、とりあえずの目的は達せられました。

2023年12月6日のポスト↓

bsky.app

 

Clubhouseを使ってみて9日目のメモ

  • 1月29日に使い始めて9日目
  • 相互フォローとかのために無音部屋、など、興味ないRoomは右にスワイプすると「Hide」というのが出現するので、一覧から消せることに気づいた
  • 人が増えてる。声の表情でプラスにもマイナスにも印象が変わる。喋りが下手なので聴き専
  • AfterShokz OPENCOMMを買った。聴き専なのでマイクの出番はないけど、耳が塞がれないのは良い

    OPENCOMM aftershokz.jp

  • 自己紹介ちゃんとしようと思って、Next.JS 使って、ホームページを更新した

    tkusano.jp

  • 声優、芸能人、アニメ関係者もどんどん増えてるが、面白いのはマネージメント側も増えてて、事務所によっては積極的に使ってるみたい。でも有料で聴かせる・見せる番組持ってたり、そもそも声が商品である声優さんは参加しにくいかなあ
  • 漫画家さんのトークは面白い
  • たまに増える招待枠は大学時代の知り合いに回してる。オタク系の知り合いにも回したいけど、本名での活動が前提みたいなのところで紹介者の名前もバレてしまうので、紹介された側も参加しにくいかもしれない。Clubhouseもマネタイズの方法を準備してるそうなので、それが実現したら変わるかな
  • Twitterと違って視覚が奪われないのは大きい
  • TwitterのClubhouse対抗的な機能であるSpacesも時々出現するので参加してみたりしているけど、どうなるだろう

Clubhouseを使ってみて4日目のメモ

  • ちゃんと構成された普通のラジオのほうが聴きやすいので、その補完的な位置付け
  • とはいえ、そういうラジオには載りにくいニッチな話題の展開はしやすい
  • Twitter見てしまうと作業の妨げになるけど、音声ならながら聴きでよい
  • 有名な人はすぐに壇上にあげられがちなので大変そう
  • テレビで有名な芸能人にも一気に広まってて、なかなか見ない組み合わせのトークが展開されている。裏方の人もどんどん表に出てくるので、そういう方達との絡みというのは珍しい
  • しっかりと構成された、あるいはモデレーターが回すRoomなりEventは聴きやすい
  • 誰から招待されたのか、が見えるおかげで、あぁ、この人はアカウントをメルカリ、ヤフオク、なんかで買ったのか、みたいなのも視覚化される